2024/03/16 16:38

世界三大テープメーカーと言えば3M()、テサテープ(ドイツ)、日東電工(日本)

その1つである日東電工が今年5月から販売店集約に踏み切ると一報が入った。

従来から購入していた製品については価格据え置きと言われている

だが、ここ数年価格改定や廃盤の多い日東電工を信用するのはリスク。

 

昨今のテープメーカーを取り巻く環境は「脱テープ」とも取れる動きが多い。

過去に3M(日本法人は現スリーエムジャパン)も特約店集約を行い、

直接購入が出来なくなった苦い思い出。

寺岡製作所も伊藤忠が外れ、非上場に戻る(出向組みなどは伊藤忠に戻るらしい)

そして3Mの4月からの価格改定(自動車関連は改定なし)

 

とは言え、

日東電工は直接購入ではなかったので、損害という面では少ないが、

僕の知る限りこれで2回目。

 

日東電工グループ及び関係会社を整理した1回目と異なり、

今回は製造部門の日東電工と販売部門の日東電工CSとなる見込み

 

ただし、全販売店に影響があるわけではなく、

一部の販売店は引き続き日東電工から直接購入が可能だと言う。

 

要するに期待する物量を販売出来ない会社は販売店のランクを下げようという試みか。

 

超高分子量PEシリーズを廃盤にするなど昨今廃盤が目立つ日東電工。

つい先日は#31シリーズの納期変更(一週間程度→一か月)という発表もした。

採算見直しに躍起になっているのだろうか。

 

いずれにせよ、日東電工のテープ製品を担ぐのは黄色信号。

今のうちに他社品で切替可能な製品を見つけておく必要がある。

 

まあ、日東電工のおかげで超高分子量PEの売上が伸びているのだけれど